今回は2週間ぶりの練習でした。
10月のKDR演奏会に向けて、合同練習も始まり、「憧れと共に」も曲想・曲作りの段階に入っています。 今回の練習曲
①「憧れと共に」 4曲通し(KDR演奏曲)
② 1.歌にあこがれて、3.決意
③ 地上の星、ヘッドライト・テールライト(定演:ポピュラー音楽ステージ曲)
④「ふるさとの四季」通し(定演:第1ステージ曲)
◎「憧れと共に」
・最初の歌いだし「はじめて・・」をどう表現するか考える
・「初々しく」思いを込めて明るく歌う
・助詞で丁寧に曲を表現する
・聴く人を引き込む、盛り上がりを
・精神的な言葉で歌うこと
・ローマ字表記歌詞の語間にある「-」の個所はレガートで長いフレーズを繋げる
◎中島みゆき曲
・今回の練習でやったように、ビートに乗る練習をすること
◎全般の留意事項
(より充実し、効果的で、自分や団の成長が感じられる練習とするために)
・ブツブツ切れないように、意識してレガートで歌う
・発声(声帯を伸ばす=のど声にしない、共鳴を繋げる)を常に意識する
・出だしで飛び出さない、周りを聴いて合わせることを身につける
⇒指揮者を常に見えるように楽譜を上げる
・指揮者の指示は楽譜に書き込み、曲作りを停滞させない
今週の練習は、憧れと共にから、④僕が歌う理由、⑤僕の歌が続く理由の2曲を練習
ディクション唱によるフレーズを意識した歌い方、また歌詞に付いているコロン、カンマ等の意味と扱いについて指示がありました。またクレッシェンドは、文字表記でなく長い表意記号で表すことでレガートと合わせ歌詞、リズムをより明確に示すことを意識しましょう。
ふるさとの四季は、茶摘み、夏は来ぬ、われは海の子、村祭りの4曲。茶摘みでは、2ndが1,2番とも主旋律を歌う事を確認しました。 この曲はほとんどが純正調の和音構成なので他パートとのアンサンブルを確認しながら練習しましょう。
今回の練習は先週に引き続き、歌に憧れてより③決意、④僕が歌う理由。
そしてふるさとの四季は、一応音取りが全部終了したので、頭の「ふるさと」から「こいのぼり」までを練習しました。
決意はディクション唱で歌いながら、曲想として各パートでフレーズを哲学的に表現できるように細かな指示がでています。
練習番号の指示もあ、5小節目(A)、21小節目(B)、37小節目(C)、54小節目(D)
僕が・・は、アカペラで歌う前提で、先頭部分のアンサンブルを各パートのバランスで和音の響きを作る事を練習。作曲者が表現した歌詞にある意味を理解してフレーズの違いで表現する事。曲のエンディングのf部分から3連符後4拍目にritを掛けるので指示を見逃さない
等、音取りを終えて曲想の細かな表現に練習内容が移行しています。
練習番号は、4小節目(A)、7小節目(B)、15小節目(C)、19小節目(D)、24小節目(E)
ふるさとの四季は、声門加圧でハリと響きのある声で楽に歌う事を階名母音唱で練習。
春の小川はふるさとのテンポを引きずらない様に。フレーズをコールユーブンゲン的に歌う練習も取り入れました。朧つき夜は、イメージとしてモーツアルト的に表現、更にアルシスで3拍目に過重を置く等フレーズの指示がありました。最後にこいのぼりは、ジャンプしながら生き生きとしたリズムで歌う練習もしました。